● 屯鶴峯(どんづる坊) [24]   

     
     屯鶴峯(どんづるぼう)を歩いてきました。戦後、大阪の小学校での定番の遠足コースで懐かしい。当時、近鉄南大阪線の臨時駅(屯鶴峯駅)があって屯鶴峯を訪れる学生団体の電車が臨時停車した。上ノ太子駅と二上山駅の中間にあったが今は廃駅となり存在しない。
     
     上ノ太子駅から近鉄線沿いに府道を歩いて穴虫峠を越え香芝市側にある、駅から約3.1km、40分程度で左側に屯鶴峯の入口階段があります。無料の駐車スペースもあります。
     
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     入口階段の左側には天然記念物「どんづる峯」として奈良県教育委員会の説明版があります。その昔二上山は活火山でその噴火の火山岩が水底に沈積して凝灰岩層となり、その隆起と風化水蝕により奇岩・奇勝となったものとあると書かれている。
     昔と変わらぬ風景、白い岩が見事に広がっています。第二次世界大戦中に掘られた防空壕跡が数多くある。
     
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     岩石の間を歩くが「シニア」にとっては若いころと違って足元が及びつかない、白い石の上に砂が散らばって滑りそうでロープもなく道も不明瞭で自由に凝灰岩の上を歩く事になる。 真っ白な凝灰岩の層が波打ち際のように見える奇勝です。

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