●  「やばい」言葉は進化している! [19] 


    料理番組で使われている言葉に最近「やばい」が良く耳に触ります。
    「これやば〜い チョーヤバイ」 と。

    やばいは「危ない」「怪しい」とか否定的な言葉です。 それがいつの間にか「素晴らしい」「凄〜い」とか肯定的に使われています。

    最近日本語が乱れているといわれますが、人類が進化している以上、人間が使う言葉も変化、進化してもおかしくはありません。
    否定語が肯定語に、また一方では既に死語(銀ブラ、舶来品、メリケン粉・・・)になっていく言葉も多くあります。

    TVの料理番組でリポーターが試食するものには皆さんは揃って言います、 これは「やばい」・・・・不味いのか、美味しいのか判りません。
    出された料理を見て「美味しそう〜」、食べては「やば〜い」??? 
       ・・・・・な〜んちゃって、どっちや。

    うがった見方をすれば、どっちにも取れるように言ってるんでしょうか。
    味覚は人によってそれぞれに違いますから、当たり障りの無いようにと気を使っているのでしょうか。

    今日、夕飯の魚の煮付けを食べて、これは"やばい"と言ってみた。
    妻が「どうしたの まずいの」 これが我が家の会話、解釈です。 
       ・・・・・不味く無いんです「美味しい」んです。

    シニアの自分が食堂で「これ やばい」な〜んて言ってみょうかな。
    店のおっちゃんに店外につまみ出されてしまうでしょうか・・・・、
    若い人が「これ まじ、やばい」 言ったなら間違いなく (⌒-⌒)ニコニコ でしょうね。

模型 日誌に戻る
inserted by FC2 system